【お知らせ】潰瘍性大腸炎を対象とした「抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」先進医療 全症例登録を完了

メタジェンセラピューティクスは、順天堂大学と共同で先進医療Bとして実施している「活動期潰瘍性大腸炎患者を対象とする抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」の臨床研究について、全症例登録を完了したことをお知らせいたします。

本臨床研究は、軽症から中等症の左側・全大腸炎型の潰瘍性大腸炎患者を対象として、A-FMT療法の有効性及び安全性を検討することを目的に2023年1月より先進医療Bとして順天堂大学医学部附属順天堂医院にて開始され、順天堂大学医学部附属静岡病院、金沢大学附属病院、滋賀医科大学医学部附属病院が研究施設として参加しています。2023年4月に1例目となる腸内細菌叢移植を実施し、2024年9月に目標症例数である37例目の登録を完了しました。今後、主要評価項目であるA-FMT療法開始後8週時における寛解率が評価されます。

メタジェンセラピューティクスは、順天堂大学と本医療技術の標準治療化を目指し、尽力してまいります。

参考リリース
潰瘍性大腸炎を対象とした「抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」が先進医療Bとして承認、2023年1月より実施